「野鳥・自然観察グループ」は5月18日、北茨城市大北川河口周辺で探鳥会を実施しました。参加者は15名、観察した野鳥は29種でした。
大北川は河口の近くで花園川と合流して程なく大きく曲がって川と海の間に細長い砂洲を作って海に出ていて多様な環境の野鳥が楽しめます。集合場所は大北川と花園川合流点近くのスーパーの駐車場で、ここからオオヨシキリやモズを観察しながら川の左岸を海辺に向かいました。砂洲でコチドリやシロチドリ、沖合で餌を狙って海面すれすれを滑翔するオオミズナギドリ、磯では旅の途中で栄養補給しているキョウジョシギとキアシシギなどを観察しました。
再び川に出て右岸を上流方向に向かうと田圃は田植えの最中で畦の草むらでキジが囀り、水を張った水田にはカルガモが羽を休めていました。ササゴイを探しながらさらに上流に向かいましたが、本日は残念ながら飛び去る姿を一部の人しか確認出来ませんでした。
次回は、6月15日、城里町の御前山周辺でサンコウチョウやオオルリなどの夏鳥を探します。集合時間は何時もより2時間早めて午前7時集合ですので、ご注意下さい。多数の参加をお待ちします。
