第2回Excelピボットテーブル講座は11月26日（木）、1１名の参加のもと、会瀬青少年の家で開催しました。この講座で使用するテキストは、「すぐわかるExcelピボットテーブル」（（株）KADOKAWA、早坂清志、阿部香織著） を採用しています。今回は、前回に引き続き、データベースを作成する基本操作について勉強しました。
講師と、その内容梗概は下記のとおりです。
- ◆ピボットテーブルを使うには、データベース形式のデータを用意する必要がある。
◆レコードの並べ替えは、データベースは、特定の列を基準にして、「金額の多い順」や「通し番号順」など条件
を指定して並べ替えられる。表ではリボンボタンから、テーブルでは〔▼〕ボタンからも操作できる。
◆複数の条件で並べ替えるには、「並び替え」画面を使い、基準となる列ごとに昇順または降順を指定して、複
数の項目を指定する。指定した順序で並び替えられる。
◆データベースの中から、特定の条件の合致するレコードだけに絞り込み表示する機能を「フィルター」と呼ぶ。
テーブルに変換した表では、先頭項目にある〔▼〕をクリックして、条件を指定する。
◆数値フィールドの場合、指定した値に一致するレコードを表示するだけでなく、「指定の値より大きい」や「指定
の値以下」といった、数値の大きさを比較する条件を指定することができる。
◆特定期間のレコードだけを表示するには、日付は数値データとして扱れるので、数値と同じように「特定の日
付以降」のように比較条件を指定して、レコードを絞り込む。
◆「住所録」など、重複しているレコードを「データ」タブの「重複の削除」で削除する。
◆本来同じものを指すのに異なる表記をしていることを「表記揺れ」という。フィルターを使って統一する。 - ◆計算結果の値を表示している場合、値のみを貼り付けることができる。
◆全角/半角などが混在したデータは整合性がなく、集計などが旨く行かない。関数（JIS関数、ASC関数）を使っ
て、全角あるいは半角に統一する。
◆英数字は半角、カタカナは全角に統一するには、ASC関数とPHONETEC関数を使う。
◆セルに「100円」と入力すると、数値ではなく文字列である。数値に統一する方法の紹介。
◆項目数が多いと、１件について複数行を利用することがあるが、データベースのルールになっていないので、
修正する必要がある。ここでは効率の良い修正方法(OFFSET関数を使う)を紹介する。
◆「CSV」のテキストファイル形式のデータを、Excelで正しく取り込む方法を紹介する。
◆独自の表示形式の設定は、「ユーザー定義」で可能である。 扱いは数値で、表示だけを変更する事が可能。
第２章 データベースを整える（ステップ14-20）………………大越健児講師
第２章 データベースを整える（ステップ21-27）………………山崎精二講師
文責 世話人 安田 出
第２回 Excelピボットテーブル講座に参加の皆さん