第5回Excelピボットテーブル講座は2月25日（木）、11名の参加のもと、大みか拠点で開催しました。この講座で使用するテキストは、「すぐわかるExcelピボットテーブル」（（株）KADOKAWA、早坂清志、阿部香織著） を採用しています。今回は、ピボットテーブルの様々な集計方法について勉強です。
講師と、その内容梗概は下記のとおりです。
- ◆SUM関数で「合計」、COUNTA関数で「データの個数」のように、関数で様々な集計ができるように、ピボットテ
ーブルでも様々な集計ができる。まず、「データの個数」を求める方法を紹介する。
◆特定のフィールドの該当データの集計だけでなく、別の値を基準にして計算した結果を求めることもできる。こ
こでは、「総計」に対する「比率」を求める方法を紹介する。
◆ピボットテーブルでは、横方向の「行集計」を分母にした比率や、縦方向の「列集計」を分母にした比率も、選
択するだけで簡単に求めることができる。
◆「総計」を基準にするのではなく、たとえば「先月」の売上を基準にした「前月比」の比率や、「10月」の売上を
基準にした「対10月比」の比率なども求めることができる。
◆小計を順に加えて計算した「累計」を示すことができる。クロス集計表の場合は、縦方向に累積した値を表示
させるか、横方向に累積した値を表示するかを指定すればよい。
◆「順位」を表示することもできる。順位は「降順」に数えるか、「昇順」に数えるかを指定し、基準にするフィール
ドを指定する。
◆元のデータベースのフィールドにない独自のアイテムを「集計アイテム」として集計表に加えることができる。「
集計アイテム」として追加した各項目の数値も集計した状態で表示される。
◆「集計フィールド」を追加すると、「計算の種類」に用意されていない、独自の方法で計算した結果を「値」エリ
アに表示することができる。
◆集計アイテムや集計フィールドを利用すると、元のデータベースにない値を、ピボットテーブルの集計表に追加
できる。これを利用すれば、例えば、「目標値」を集計表に追加することができる。
◆グループ化されたフィールドがあると、「目標値」などを「集計アイテム」を使って追加することができない。ここ
では「集計フィールド」だけを使って「目標値」を表示させる方法を紹介する。
- ◆データが複数のシートに分かれている場合は、通常のピボットテーブルとして集計することができない。通常の
機能とは異なるが、複数シートのデータを集計する方法として、「ピボットテーブル/ピボットグラフウイザード」
を使う方法を紹介する。
◆Excel2013から、複数もテーブルを対象にしてピボットテーブルを作成できるようになった。それぞれを連結し
た集計を行うことができる。
第６章 「個数」「比率」「累計」「順位」の集計（ステップ63-72）………………松崎四郎講師
第６章 「個数」「比率」「累計」「順位」の集計（ステップ73-74）……………山崎精二講師
文責 世話人 安田 出
第５回 Excelピボットテーブル講座に参加の皆さん