平成28年4月より新講座Photoshop Lightroomを開設致しました。参加者は１２名です。この第１回Photoshop Lightroom 講座を4月15日（金）、11名出席のもと、大みか拠点で実施しました。今回は、初回なので参加者の本講座受講の動機などのご挨拶に始まり、ソフトのインストールやインストールの失敗例などの紹介、教本（Photoshop Lightroom CC/6 プロフェッショナルの教科書）の第1章の説明を行いました。
内容梗概は下記のとおりです。
第１部 Lightroomスタートガイド……………………安田 出講師
- ★撮像画像のRAWとは、カメラ内部での処理が行われいないデータを意味し、そのままでは画像として表現できない。
RAWデータは専用ソフトで画像に表現するためのデータである。一方コンパクトデジタルカメラはカメラ内部でJPEG画像
としての処理をする。この処理のため写真の加工は劣化を伴う。
★「Camera Raw」はPhotoshopCSのRAW現像ソフトで、LightroomはPhotoshop CS6およびCC以降のCamera Rawと同
様のエンジンを搭載して、画面の構成に違いはあるもの、現像モジュールのパラメーターは同様のものとなっている。
★Lightroomは「カタログ」を作成して画像を読み込む必要がある。これで現像などが可能となる。
★表示されるライブラリーモジュールの画像で「フラッグ」を付けて検索を容易にし、そして、画像の選別にも使う。
★RAW現像はまず「カメラキャブレーション」パネルで「処理」が2012（現在）となっていることを確かめ、「レンズ補正」パネ
ルで「基本」項目にチェックマークを入れる。そのあと基本的な機能 「WB」（ホワイトバランス）、「階調」、「外観」を使って
現像処理を行う。
★「スポット修正」ツールを使ってホコリや不要部分を除去する。
★画像の出力は「書き出し」で行うが、ここで「書き出し場所」および「ファイル設定」を設定する。
★Lightroom CC/6の新機能として、アプリ自体が進化・強化され、転送速度が格段にアップしたことのほかに、「HDRマー
ジ」機能と「パノラママージ」機能が加わった。さらに、顔認識機能も加わった。
★上記教本以外の「Lightroom入門ガイド（MdN)」の「Lightroom速習講座」のポイントの説明も行った。
講師・文責 世話人 安田 出
第1回Lightroom講座に参加の皆さん