第17回旅行会

第1７回旅行会は、栃木県の日塩有料道路の途中に位置する「ハンターマウンテンゆりパーク」と龍王峡散策のバスツアーです。参加者は、キャンセルや追加がありましたが、最終的には17名の参加となりました。バスのルートは時間節約のため、JR東海駅・JR勝田駅に立ち寄らず、神峰公園を出発して日立電鉄南営業所から常陸太田市へ向かい、高速道路を使用しないで目的地へ向かうことにしました。天候は、ここ数日、日本中猛暑日が続いている状態で、開催日の8月8日は台風5号の接近の影響で、関東の空は曇りの予報でしたが、まずまずの良い天候のもと出発しました。
　高速道路を使わない塩原温泉行きのバス旅行はローカル線の旅のようで、いつか来た道の思い出の場所を見ていくのも結構楽しいものでした。塩原渓谷にかかる「もみじ谷大吊橋」には約30分近く予定より早く到着し、ここでしばらく休憩しました。ここでは大吊橋は渡らず見るだけです。
　目的地の「ハンターマウンテンゆりパーク」には10時半ごろ到着し、約10分間のリフトに乗ってゆりパークの頂上付近にまで行きます。フラワーリフトと言うだけあって、リフトの眼下には多くの種類のユリの花を見ることができましたが、早咲きの種類なのか最盛期を過ぎていたようです。リフトから降り、ゆりパークの頂上に向かって、数多くの色とりどりのユリの花が咲いており、楽しむことができました。しかし、リフトから降りたころの天候が曇りでしたが、標高1,360mの付近に来ると、雨が降り出し、それも小雨でなく、だんだん豪雨のようになり、全身ずぶぬれになった会員も多かったものと思います。12時少し前には雨もあがり、ゆりパークの中をゆっくりと綺麗なユリの花を眺め、そして、写真を撮りながら下りてくることができました。
　ここを12時40分に出発し、日塩有料道路の終点付近にある「龍王峡」を尋ねました。「龍王峡」は深い渓谷として知られていますが、約10分間、急な勾配の階段や岩場を下りて鬼怒川の川辺に下りることができますが、途中の「虹見の滝」まででも息が切れてしまいます。健脚者はさらに渓谷沿いの厳しい階段を上り下りして「むささび橋」、「大観」まで足を延ばし、景観を楽しまれたものと思います。ここでは雨が上がり、天候は回復していましたが、私は息が切れて困りました。
　３時過ぎにここを出発し、途中道の駅「もてぎ」で休憩しましたが、ここで購入し、バス乗車者全員に配ったアイス栗もなかが大変美味しく、外からの雨、内からの汗で疲れた体の癒しになった感じでした。参加者全員のご協力のお陰で、無事第1７回旅行会を終えることができました。
　この旅行会はデジカメ撮影会も兼ねているので、デジカメ写真の作品は、支部HPのデジカメクラブ撮影会のWebページを参照ください。