「野鳥・自然観察グループ」月例探鳥会は1月17日、国営ひたち海浜公園で実施した。当初は水戸千波湖で実施予定であったが、鳥インフルエンザの発生があり、周辺の立ち入り自粛を求められているため、変更した。参加者は15名で、野鳥観察種は26種であった。

公園西口の翼のゲートに集合し、ひたちなか自然の森、スイセンガーデン、記念の森、たまごの森フラワーガーデンを回るコースで探鳥会をスタート。

西口前の西池には、普段見られるカモ類は見られず、オオバンのみが寂しそうに泳ぎ回っていた。上空にはノスリが悠然と飛び、自然の森の木々の中にシジュウカラ、カワラヒワなどが飛び回り、枝にとまるアトリが姿を見せ、一同しばし見とれた。まだ少し芽を出したばかりのスイセンガーデンには、セキレイ、ツグミ、カシラダカなどが落ち葉の中の虫を探す様子が見られた。記念の森レストハウス脇の水飲み場にはビンズイが数羽の群れで集まっていた。

園内には紅梅、ロウバイが咲き始め、開花時期を調整したチューリップ（アイスチューリップ）が今を盛りと花を開いていた。

次回は2月20日（火）に茨城町涸沼で実施します。多数のご参加をお待ちしております。