写真五七五 3月例会
2017年3月3日 （参加者9名）
第１部 学習
１．俳句……今月の担当：細江徹講師
俳人夏井いつきさんの解説で人気のTV「プレバト俳句」から題材の捉え方と発想および添削例の紹介があった。
（１）見えている映像だけに拘らず、発想を飛ばし、広く深くとらえる感覚と知識の練磨が重要
⬥発想の例 その1 「秋の運動会」の映像で：「ライン引き残してつるべ落としかな」梅沢冨美男
⬥発想の例 その2 「冬の新宿駅」の映像で：「テーブルに君の丸みのマスクかな」フルーツポンチ⠂村上
（２）添削例 課題：丸の内のイルミネーション
⬥原句「残業中窓下の聖樹灯が消える」千原ジュニア 添削後：「残業 や 窓下の聖樹灯が消える」
⬥原句「助手席の窓に流れるイヴの夜」手塚理美 添削後：「助手席の窓 を 流 る るイヴの 街」
２．川柳……小林啓治講師
（１）本音を句にする（現代川柳は心のつぶやき＝主観句が増えてている）
①空き缶を拾った子等の手が光る ②欠点を許して丸い灯をともす ③三猿になって余生をなごやかに
（２）意外性(物事の裏返し)を考える
①写真ではいつも笑っている私 ②逮捕して何と似てないモンタージュ ③陰で人を泣かしています門構え
第２部 作品紹介、合評
開催日がちょうど雛祭りに重なったこともあり、雛祭りに関連する作品が多く寄せられました。
そのほか満開の梅を皮切りに、華やかな春の装いや心に残る情景をとらえた作品などが集まりました。
世話人代表 小林啓治 作成 高橋秀信
[ 作品紹介 ]
細江 徹
長谷川 孝
今井信一
高橋秀信
水野貞男
飯田 宏
井出英雄
河島弘明
湯浅和博
小林啓治
薄 浩八
保田和雄
志田統一