第1部 題詠会(取りまとめ者 飯田宏)

取りまとめ者が提示した課題写真に対し,会員がそれぞれの感性を以って句をつけました。
写真は,春先に開催された子供のファッションショーの一コマです。あまり馴染みのない,また季節感に乏しい情景のため,俳句というよりも川柳に近い作品が多く出されました。
子供達の反応やショーを見守る母親達の気持ち,また祖父母の思いなど,多彩な句が詠まれました。

第2部 作品紹介,合評
桜の時期は過ぎてしまいましたが,満開の桜に絡んだ句がたくさん出されました。お祭りの武者行列や結婚式の記念写真など明るく楽しい雰囲気のものから, 一転,人生の終末までの年月を数える寂しいものまで,実にいろいろです。また新緑へと移りゆく爽やかな時節で,今話題のひたち海浜公園のネモフィラを写し取った句もあります。
4月13日は啄木忌でした。昔 覚えた歌を諳んじながらの句には,懐かしい思いがします。また,緊迫化した北朝鮮情勢の句は人々への警鐘ですし,国内を振り返って, 東日本大震災から6年経った街の風景を詠んだ句には,どことなく複雑な思いが去来します。
出された句に関して全員で合評し,その中から代表句を一句ずつ仕上げました。

世話人代表 小林啓治   作成 水野貞男

[ 題詠会 ]

kadai

課題写真

1705daieiku

題詠句


[ 作品紹介 ]

mizuno

水野貞男

imai

今井信一


yuasa

湯浅和博

hasegawa

長谷川 孝


kobayashi

小林啓治

iida

飯田 宏


ide

井出英雄

takahashi

高橋秀信


1705sida

志田統一

1705hosoe

細江 徹


1705usuki_y

薄 浩八

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