平成29年8月より専門講座として、新講座AcrobatⅪ講座を開設致しました。参加者は14名です。この第１回AcrobatⅪ講座は8月25日、全員の13名出席のもと、大みかクラブ内の大みか拠点で実施しました。今回は、初回なので参加者の本講座受講の動機などのご挨拶に始まり、この講座の進め方など説明しました。この講座で使用する教本（AcrobatⅪスーパーリファレンス）の第1章および第2章の説明を行いました。講師は安田出世話人です。
　内容梗概は下記のとおりです。

Part1　AcrobatとPDFの基礎知識

★PDFは無料配布のAcrobat Readerがあれば、ソフトが無くても見ることができ、データも再利用ができ、セキュリティの設
　 定もできる。
★Acrobatでは、操作ガイドで目的の操作を簡単に実行できる。具体的には、ページ切り替えのほか、ツールバーをカスタ
　 マイズしたり、PDFを見開きで表示したりウインドウを分割して表示でき、表示倍率も指定できる。
★AcrobatからPDFを印刷するには「ファイル印刷」アイコンをクリックし、印刷設定を行って実施する。
★「印刷」ダイアログでプリンタに「Adobe PDF」を指定すれば、PDFへの変換を行うことができる。「プロパティ」で品質を指
　 定できる。

Part2　OfficeアプリケーションからPDFを作成する

★Office2010や2013の場合は、Officeに「Acrobat」タブが表示され、ここからPDFの作成が簡単に指定できるが、
　 Office2016の場合は「Acrobat」タブが表示されない。この場合は「印刷」、あるいは、「名前を付けて保存」でファイルの
　 種類をPDFに設定すればよい。Wordから作成したPDFをWord文書として保存すには、「ツール」パネルの「コンテンツ
　 編集」の「ファイル書き出し」の「Microsoft Word文書」を選択する。
★Excelの表やグラフをPDF化するには、「Acrobat」タブが表示されている場合は「PDFの作成」から、表示されていない
　 場合は「印刷」あるいは「名前を付けて保存」で「ファイルの種類」を「PDF」にすればよい。
★PDFの表をExcelファイルに戻すには、「ツール」パネルの「ファイルの書き出し」で「Microsoft Excelブック」を選択する
★PDFのグラフをExcewlファイルに戻すには、「編集」タブの「スナップショット」を選択し、Excelに貼り付ければよい。
★PowerPointについてもWordやExcelと同様である。
★PDFのスライドをPowerPointファイルに戻すには、「ツール」パネルの「ファイルの書き出し」で「PowerPointプレゼンテ
　 ーション」を選択する。

第1回AcrobatⅪ講座に参加の皆さん

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