第4回Acrobat 11講座は11月17日（金）、12名出席のもと、大みかクラブ内の大みか拠点で実施しました。この講座で使用する教本（Acrobat11スーパーリファレンス）の第6章の説明を行いました。講師は安田出世話人です。
内容梗概は下記のとおりです。
Part６ 注釈とレビューで共同作業
- ★PDFにコメントを付けるには「注釈」を使う。「注釈」には吹き出しのような「ノート注釈」、付箋紙のような「テキストボックス」
、「引き出し線付きテキストボックス」がよく使われる。PDF上でクリックしたところに「注釈」が追加される。
★注釈を指定している部分をはっきり示す場合、「テキストをハイライト表示」を使うか、「テキストにノートを追加」を使うと便
利である。ハイライト表示部分を右クリックして「ポップアップノートを開く」で注釈のメモを記入することができる。「テキスト
にノートを追加」の場合は、注釈する部分をドラッグすると、ノートウインドウが表示されるのでメモを記入する。複数行に
またがる文字や画像の場合は、その部分を図形で描画しておくことができる。
★具体的に修正案を示す場合は、「取り消し線」で文字を選択し、手のひらマークでダブルクリックしてメモを記入する。ま
た、「カーソルの位置にテキストを挿入」で、挿入位置を示す記号が表示され、挿入するテキストを記入する。テキストを置
換する注釈を付ける場合は、「テキストを置換」を選択し、置換する文字を選択し、置換する文字を入力する。
★ビデオに注釈を付けるには、ビデオを再生して注釈を付けたい場面で一時停止させ、「注釈」パネルの「注釈」または「
描画マークアップ」の注釈の方法を選び、注釈テキストを入力する。注釈は「注釈」パネルの「注釈のリスト」を開き、ビ
デオにつけた注釈をクリックすると、注釈を付けたビデオ画面になり、吹き出しアイコンに手のひらツールを重ねると注釈
テキストが表示される。
★ノート注釈を個別に開閉するには、注釈アイコンをダブルクリックしたり、カーソルを重ねるなどで実施できる。すべてのノ
ートを開閉するには、ノート左上に表示されるアイコンをクリックして表示される「ポップアップを最小化」で最小化され、「
すべてのポップアップを開く」ですべてノートが開く。
★すべての注釈を非表示・表示にするには、「注釈」パネルの「注釈リスト」にある「注釈フィルター」のメニューから「すべて
の注釈を非表示」を選択、あるいは、「すべての注釈表示」を選択すればよい。
★「注釈」の「スタンプの追加」から30種以上のスタンプが用意されている。押した時点の日付時刻入りスタンプは「ダイナミ
ックツール」を選択する。この他に標準スタンプや署名スタンプがある。さらに、電子印鑑を作成することができる。また、
オリジナルスタンプも作成することができる。
★電子メールのレビューやアドビオンラインサービスについては、ここでは省略する。
文責 世話人 安田 出
第４回AcrobatXI講座に参加の皆さん