第1部 題詠会まとめ 薄 浩八

   今回の題詠会の課題写真は、平成27年11月2日「歩こう会」時の小木津浜の写真を課題に取り上げました。
   小木津浜海岸は、2011年3月11日の震災後に嵩上げされ、眺めの素晴らしい海岸になりました。さわやかな海風を身に
   受けながら皆で昼食を摂った時、浜では海猫が何事も無かったように遊んでいました。
   一見して写っている鳥は海猫とは判断でき兼ねますが、よく観察すると足は黄色で羽根は黒いのが特徴です。
   カモメ科に属し鳴き声が猫の鳴くのと似ていることから「海猫」と呼ばれています。北海道や東北地方では「ごめ」と
   も呼ばれています。 この写真から句にどこまで深く読み込めるか?期待されました。
   作品は、海猫の動きや砂浜、日差しを一杯に受けた白波、さらに時事まで連想した句もあり、賑やかな題詠会でした。

第2部 作品紹介・合評

   春たけなわから、一気に夏を思わせる高温の日が続いたりと、めぐるましい季節の移ろいを感じさせる日々が続きました。
   今月はそんな春から初夏の風物、草花などを題材にした作品が多く寄せられました。
  

世話人代表 細江 徹   作成 長谷川孝

課題写真と題詠句

kadai

課題写真

daieiku

題詠句


  

代表作品

takahashi

高橋秀信

ide

井出英雄


hosoe

細江 徹

imai

今井信一


kawashima

河島弘明

yuasa

湯浅和博


sida

志田統一

iida

飯田 宏


hasegawa

長谷川孝

hiroki

廣木 平


   

usuki

薄 浩八


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