「野鳥・自然観察グループ」月例探鳥会は3月18日高戸小浜海岸周辺で実施した。参加者は16名、探鳥成果は34種であった。
何時ものコースの高戸小浜海岸駐車場から万葉の道を巡り高萩霊園を経て関根川沿えを辿った。湾内ではシノリガモが、海岸から望む岸壁にはウミウとヒメウの集団が観察できた。万葉の道に至る途中ではイソヒヨドリやジョウビタキが飛び回っており、万葉の道沿えにはセリバオウレンやショウジョウバカマが咲いていた。眼下に見下ろす洋上ではクロガモやカンムリカイツブリ等が泳いでおり、途中の大きな枯れ枝ではハヤブサが羽をやすめておりしっかりと観察できた。霊園ではツグミやセキレイが見られ、雑木林のなかからベニマシコの囀りが聞こえ,又ガビチョウがせわし気に鳴いていた。関根川ではダイサギやオオバンが観察でき、上空ではハヤブサやトビがゆうゆうと旋回していた。快晴に恵まれたせいか周囲の景色はくっきりと映え、海の碧さがより鮮明であった。
次回は4月22日（月）9時から夏鳥を期待し大子町の「奥久慈憩いの森」で実施します。多数のご参加をお待ちしております。
