｢野鳥･自然観察グループ｣月例探鳥会を、3月16日 9:00～12:00 高萩市高戸小浜海岸周辺で実施した。参加者は13名、探鳥成果は39種であった。
前月の月例会は、参加者全員が涸沼に集合したが、前夜からの雨は止む気配が無く、やむなく中止解散したので、今回は2か月ぶりの探鳥会となり、皆張り切って探鳥を満喫した。丁度この時期は、冬鳥と夏鳥が入れ替わる時期でもあり、あまり多くは期待できなかったが、結果的に39種の野鳥が観察でき、過去のこの地での探鳥実績を上回った。天候は晴れていたが風が強く、海はかなり荒れて大きな波がうねっていたため、海上にいる海鳥は観察しにくかった。観察ルートは、高戸小浜海岸駐車場から、高戸の住宅街を通り、万葉の道をたどり高萩霊園に抜けた。途中は海に沿って高い崖の縁を通りながら、主として海上の海鳥を探索した。高萩霊園からは、田圃道をたどり、関根川左岸を経由して高戸小浜海岸駐車場に戻った。
今回は、海は荒れていたが、ウミウやカモメ類に加え、シノリガモ、クロガモなど3種類のカモ類、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリなどの5種類のカイツブリ類などの海鳥が多く観察できた。山野の鳥では、トビ、モズ、シジュウカラ、シロハラ、イソヒヨドリ、カラワヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリンなどが観察できた。毎回この地で観察できていたハヤブサは残念ながら姿を確認できなかったが、解散直前にオオタカが姿を見せてくれた。
次回は、来月4月27日(月)9時00分から、奥久慈いこいの森で探鳥会を開催します。多数のご参加をお待ちしております。
