2021年　デジカメ写真展

　日立社友クラブ茨城支部同好会の写真好きの三グループが合同で11月30日(火)から12月4日(土)までの5日間、多賀市民プラザ1階ギャラリーに於いて第17回写真展を開催しました。団体名を『デジカメ写真同好会』と呼称し、総会員50名が思い思いに撮影した作品200点余りを展示しました。

　コロナ禍で来場者の減少が心配されましたが、毎年の開催を楽しみに来ていただている常連さんや、開催期間中に何度も足を運んでくださる熱心なファンもあり、昨年より微増の369名の来場者があり、嬉しい限りです。

　写真展初日にはケーブルテレビJWAY様の取材があり、展示作品の撮影と出展会員へのインタビューなどをして頂きました。取材記事は1月1日から15日の期間『JWAYギャラリー』の番組の中で放送されるとのことです。

「デジカメクラブ」

　デジカメクラブのコーナーには出展者20名で額装したA3ノビサイズの写真60点が出展されました。
『2021年全日本山岳写真展』や『第24回總合写真展』に入選入賞した写真が展示されたほか、季節がら紅葉などの秋の風景、春の桜などの絶景風景、国立公園や山岳写真、あるいは自宅に咲く花など多彩で、ご来場者と出展者との間で構図や撮影技術など多くの意見交換が行われました。

「写真五七五グループ」

　写真五七五は写真から連想される俳句あるいは川柳を詠み、写真に書き添えて俳句と写真を二重に楽しむものです。写真の情景と俳句がぴったりハマった時の感覚を見る人に味わっていただければと願う作品を、吟行と題詠の併せて約50点が展示されました。1枚の写真に思い思いの句を付ける題詠などは、詠む人の感性の違いで千差万別の句が詠めるものだと感心し、立ち止まる方も多かったようです。

「野鳥?自然観察グループ」

　野鳥?自然観察グループのコーナーには小鳥たちの鮮明なA4サイズ写真120点が展示されました。日立市周辺の身近な小鳥、水鳥に加え、日本各地で撮影された珍しい野鳥もあり、カワセミの餌を捕える一瞬をとらえた作品群などを来場者に興味を持ってご覧いただけました。自宅の庭先や散歩の途中で写したなじみの小鳥たちを、目にする機会も多いだけに話題がいつまでも尽きず、出展者による解説も相まって子供達にも人気となっていました。

2021年 デジカメ写真展

2021年デジカメ写真展