第3回Googleツールl講座は、3月24日（木）の9:30～15:00、00名の参加で、大みか拠点で開催しました。今回はGoogleツールの「デジタルホワイトボード」、「スキャナー」、「Chrome」の解説をしました。テキストは、日経パソコンのアドバンスド講座として連載された「仕事に役立つGoogleツール」です。講座開始前に、同好会メンバー間で、迷惑メールが飛びかってているようで、その対処法について、講師より説明した。本講座の講師は安田出世話人が担当しました。

講座の内容梗概は下記のとおりです。

仕事に役立つGoogleツール

第8回　デジタルホワイトボードを使いこなす

• ◆ホワイトボード機能を使えばオンラインの打ち合わせも効率化でき、意思疎通がはかどる。
• ◆Googleではホワイトボードとして「Jamboard」アプリを提供している。ほかのアプリと同様にWebブラウザーから起動する。
• ◆「Jamboad」を起動すると、左側に表示されるメニューから基本的な操作ができる。ペン入力がお勧めだがマウスでも書ける
• ◆便利なのが付箋機能で、目立つ貼り紙のように利用できる。「Googleフォト」に写真を保存しておけば、簡単に貼り付けられる。円や四角の作図からフローチャートも作図できる。レーザーポイントもあり説明時に利用できる。
• ◆Jamboadは「フレーム」という形で別のページを表示できる。複数のフレームを作成し、順次切り替えながらやり取りできる。ここが他のホワイトボードより進んでいる点である。
• ◆これまでの作業はJamboard単体でも利用できるが、共有すれば他者にリンクやメールを送ることも簡単にできる。
• ◆共有したホワイトボードは纏めてPDFで保存可能。この点だけでもデジタルホワイトボードの優位性が光る。
• ◆オンライン」会議システムの「Google Meet」との相性も抜群。メニューから簡単に呼び出せる。既に作成したホワイトボードを呼び出し、画面を共有すればよい。別途Jamboardに招待して共有しておこう。Zoomミーティングでも共有にすれば利用できる。

第9回　スキャナー機能で書類や写真をデータ化

• ◆スキャナー機能をもつGoogleアプリ（「keep」や「Googleレンズ」）は単体でも使えるが、スキャナーアプリと組み合わせると、確実に書類をスキャンできるようになり、より便利に使うことができる。
• ◆最初はGoogleドライブを使って写真をスキャンする方法を紹介する。Googleドライブを起動したら、「+」ボタンをタップして、メニューから「スキャン」を選ぶ。すると、画面がカメラに切り替わり撮影する。基本操作はこれで完了する。メニューからカラーやモノクロに変更することもでき、旨く読み取れないときは輪郭を指定することもできる。
• ◆「Microsoft Lenｓ」を使ってファイルをスキャンする方法がお勧め。基本的な使い方は上記と同じ。スキャンした後、こちらも画像形式で保存すればよい。
• ◆次に「Keep」を紹介する。「Keep」を起動し、下の「画像」をタップし、「写真撮影」を選択する。続いて書類を撮影すればよい 。「Keep」は書類をOCR機能で文字認識してテキストを同時に貼り付けてくれるのが特徴。この方法では書類の輪郭を切り抜けないので、スキャナーアプリを使う。貼り付けられた写真をタップして、「画像のテキストを抽出」を実行してもよい。
• ◆一方「Googleレンズ」は「未来のカメラ」と言われるほど、すごい機能を持っている。Googleレンズを起動したら、保存した書類の画像を選択する。続いてメニューからテキストを選ぶ。次に、メニューから「パソコンにコピー」をタップする。パソコンのクリップボードに取り込んだ文字列が転送される。これをWordなどに貼りつければ（「Windows」＋「V」）OK。
• ◆古い写真やパンフレッドは、表面が光って撮影し難いので、「フォトスキャン by Google フォト」を利用する。

第10回　Chromeを使いこなす

• ◆パソコンやスマホを複数台使用していても、Chromeならブックマークや開いているタブを共有できる。開いているページのURLを他者に伝える方法も用意されている。
• ◆スマホで開いているWebページを送るには、「共有」→「お使いのデバイスに送信」でパソコンを選択すれば良い。
• ◆パソコンからはChromeのアドレスを右端にある「このページの共有」ボタンをクリックして、「お使いのデバイスに送信」を選する。スマホ側ではChromeに通知と表示されるので、GoogleなどをタップすればそのままWebページが開けられる。
• ◆パソコンで開いているWebページをスマホで見たいときはQRコードを使う方法もある。パソコンのWebページの「このページの共有」ボタンをクリックして、「QRコード」を選択し、スマホでこれを読み取ればよい。
• ◆リンクを送ってもOK、スマホでQRコードを撮影しておけば「Googleレンズ」を利用して認識し、いつでも開けられる。
• ◆タブの履歴はChromeのタブの右に表示されるvマークをクリックすれば、タブの履歴が簡単に開く。
• ◆タブグループの活用は、タブを右クリックして「タブを新しいグループに追加」を選択して、グループの名前と分かり易い色を指定する。すると新しいタブ名のタブが表示され、新たなタブを「グループに追加」を選択して、グループタブに追加する
• ◆スマホでもタブの履歴はメニューから開くだけで使用できる。また、タブのグループ化も可能である。
• ◆Chromeには、Webブラウザーの見た目をカスタマイズするテーマ機能が搭載されている。Chrome右上の「設定」→「デザイン」のテーマで設定できる。大量のゲームから好みのものが選べる。

世話人・文責：安田 出

第3回Googleツール講座の参加者

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