第2回Python講座は、6月23日（木）の9:30～14:00、10名の参加で、大みか拠点で開催しました。今回は、新しいテキスト本として「すっきりわかる Python入門（インプレス社）を使用し、Pythonの基礎を勉強することにしました。これまで使用してきた「中学校までに数学で試すPythonプログラミング」は、基礎を勉強した後、再開することにしたいと思っています。 本講座の講師は安田出世話人が担当しました。
講座の内容梗概は下記のとおりです。
すっきりわかるPython入門
第0章 ようこそPython公式の世界へ
- ◆ツールとしてAnacondaとJupyterLabを使用することになっているが、この講座では、Google Chromeを使って検索しColaboratoryを使用する。
- ◆Pythonは汎用性が高く、次のような特徴を持つことから、Pytonの人気は高く、現在最も注目されているプログラミング言語の１つです。主な特徴；基本文法がシンプル、簡潔で読みやすい、便利な命令が豊富に備わっている。
- ◆コード print(‘Hello, Word’)と記入し実行すると Hello, Wordが表示される。
- ◆2種類のエラー表示がある。エラーを恐れず、上手な付き合い方をし、エラーメッセージを読み解くことが大事。
- ・構文エラー（SyntaxError） 文法の誤りによるエラー
- ・例外（Exception） 実行時に発生したエラー、発生したら実行は中止される。
- ◆コメントの入れ方は 単一行の場合；#コメント本文 、複数行の場合； """コメント本文""" となる。
第1章 変数とデータ型
- ◆式と演算子。
- ・プログラムは、さまざまな部分に式を含むことができる
- ・式は、演算子とオペランドによって構成される
- ・算術演算子を使うと、数値の四則計算や文字の連結が行なえる
- ・式は実行されると評価され、式に含まれる各演算子のオペランドを巻き添えにしながら計算結果に置き換わっていく
- ・優先順位が高い演算子から順に、同じ順位の場合は左から評価される
- ◆リテラルとデータ型。
- ・プログラムの中に書き込まれた具体的な数値や文字列をリテラルという
- ・情報の種類のことをデータ型といい、int・float・str・boolが代表的である
- ・数値と文字列の組み合わせでは演算できないため、型変換を要する
- ◆変数。
- ・変数には代入演算子を用いて情報を保存（代入）することができる
- ・コードの中に変数名を記述すると、箱（変数）の中の値を利用（参照）できる
- ・変数の命名は原則自由だが、予約語など注意すべきルールがある
- ・複合代入演算子を用いると、変数自信を書き換える処理を簡潔に書ける
第2章 コレクション
- ◆複数の値をまとめて扱うコレクションというしくみがある。
- ◆代表的なコレクションとして、4つの種類（リスト、ディクショナリ、タプル、セット）があり、データの特性や管理目的に合わせて適切なコレクションを用いる必要がある。
- ◆コレクションには数値や文字列を混在して格納することができる。
- ◆コレクションは、変数と同じく決まったデータ型を持たない。
- ◆リストやタプルで用いる添え字は0から始まる。
世話人・文責：安田 出
第2回Python講座の参加者