12月写真五七五例会

　日立社友クラブ茨城支部の同好会「デジカメ」「写真五七五」「野鳥･自然観察」の3クラブが合同して行う「第19回デジカメ写真展」を、11月7日から5日間に亘り、日立市多賀市民プラザ 1階ギャラリーにおいて開催しました。3クラブ員合計約60名からの230点を超える作品が展示され、好評裡に終了しました。

　毎年この展示会の開催を楽しみにしていただいている、熱心なファンの方々のご支援の下、長引くコロナ禍にもかかわらず、休むことなく毎年継続開催をしています。今回も一昨年、昨年とほぼ同じ延べ361名の方々に来場いただきました。クラブ員一同感謝するとともに、今後もこの同好会活動の継続に意を強くしました。

　写真展開催中の11月9日にはケーブルテレビ JWAYの取材があり、撮影いただいた作品や会員へのインタビューの様子は、12月1日～31日までの1ヶ月間、番組名｢JWAYギャラリ－｣にて、7:30～と17:30～の毎日2回紹介されます。

「デジカメクラブ」
　デジカメクラブのコーナーには、初参加を含むクラブ員21名から、外部の全国規模写真展での入賞･入選作品数点を含む56作品が展示されました。季節を彩る秋の紅葉、春の桜などの四季折々の花鳥風月、撮影会で訪れた祭りなどの伝統行事、自宅の庭に咲き誇る花などを額装A3ノビサイズに収め展示しました。展示作品の前で、来場者と出展者が、撮影背景･構図や撮影技術などを話し合う姿が見られ、中には趣味の参考にしたいと作品の一部を模写される人もあるなど、来場者と出展者との親密な交流がみられました。

「写真五七五グループ」
　写真五七五グループでは、写真から連想して詠んだ俳句や川柳を写真に書き添え、または、詠んだ句にマッチした写真にその句を入れることで、写真と句が両者一体となって醸し出す趣きを楽しんでいます。季節ごとに区分された月例作品や、同一の写真にクラブ員それぞれが句を詠む題詠作品、名所･旧跡を訪ね詠む吟行作品など、俳句や川柳がバランスよく書き添えられた写真63作品が展示されました。多くの来場者がこれらの写真の前に足を止め、じっくりとその趣に浸り鑑賞している姿が印象的でした。

「野鳥･自然観察グループ」
　野鳥･自然観察グループのコーナーには、自宅付近で見られる野鳥、田畑･野原･水辺･山野の森などで見られる野鳥、悠然と空を飛翔する猛禽類、捕獲した餌を与えあう野鳥などの姿を撮影した写真を、A4サイズ写真に収め、出展者10名から114点が展示されました。身近に見られる鳥や珍しい野鳥の一瞬の動き、眼の表情、鮮やかな色彩、美しい飛翔の様子などの写真を見て、自分の住まいの近くで、意外にも多くの野鳥に出会えることに驚かれ、野鳥への関心が深まったなどと話す来場者もおられ、今年も人気のコーナーとなりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　報告：　石川晧　　髙木宣輔

2023年 デジカメ写真展

　　2023年デジカメ写真展　