「野鳥・自然観察グループ」の月例探鳥会を、11月20日(月)に高萩市小山ダム周辺で実施した。参加者は6名であった。小山ダム周辺の探鳥会は、2020年11月以来3年ぶりであったが、当時に比べ、ダム湖周辺にバンガローなどのフィールド娯楽施設が増え、さらに、山野の木々などの手入れが行き届いておらず、野鳥の生息には、だんだんと厳しさが増しているように感じた。今回、晴天には恵まれたが終始風が強く、時々突風が木々を襲い激しく落ち葉を散らすなどして、野鳥と見間違えることも多く、また、野鳥たちも身を潜めてしまい、野鳥観察には不向きな天候であった。しかし、3年前に比べて1.5倍の22種の観察ができた。残念ながら前回見られたベニマシコは、鳴き声だけの観察となった。
観察コースは、ダム管理棟の駐車場を出発しダム堰堤上部を歩き、湖面の水鳥をチェック後、ダム湖沿いの道路を進み、旧小山ダム付近で折り返すコースを辿った。
次回は12/18日(月)に久慈川河口付近で冬のカモ類を、さらに、田畑の小鳥や猛禽類を観察しますので、防寒対策をしたうえで、多数のご参加をお待ちしております。
