歩こう会

稲田駅に集まった24名が、健康状態などを確認して問題ないことを確認し、体操をした後、9時30分、全員元気よく出発した。ルートは、下の地図を見てください。

ルート地図
（上の地図をクリックすると大きい画面で表示されます)

駅から、左手の石のオブジェを見ながら歩き、国道50号線を横切り、しばらく歩くと小高い丘にある「円光寺」に着いた。ここの住職は、奥様の目の病気があり、祈願し、平癒したのを機に、僧侶となり、千葉県の円光寺を移し、ここを妙法山円光寺とした。参拝後、のどかな小道なりに歩き、そこし急な坂を上がると、「稲田神社奥の院」に着いた。ここで休憩を取った。ここには、「好井の池」で、酒に関するクシイナダ姫の伝説がある。

出発前体操風景
稲田神社奥の院へ向う

稲田神社の前で集合写真を撮った。

稲田神社にて記念撮影

その後、坂道を降り、道なりに歩き、緩い坂を上ると、「稲田神社」に着いた。この神社には、稲田姫の大蛇の伝説がある。参拝後、元気に神社の階段を降りて行くと、「林照寺」を経て、稲田の御坊で有名な「西念寺」に着いた。親鸞聖人は、約20年間ここ西念寺に滞在して、ここから関東一円に浄土真宗の布教にあたったと云われている。希望者で境内から少し上ったところにある「御頂骨堂」に着いた。京都東山の大谷本廟にあった親鸞聖人遺骨を分骨して、ここに埋葬した。参拝して、西念寺に戻り、待機していた方々と合流してから、待望の昼食を摂った。昼食後、田んぼ道の中の道を歩くと、すぐに「見返り橋」に着いた。「見返り橋」とは、親鸞聖人が京都へ帰る時、西念寺から見送りする妻（恵信尼）と子に、この橋から振り返えったと伝えられている。現在は、現在風の橋となっている。

西念寺山門にて
見返り橋にて

橋を離れて、更に田んぼ道を歩き、国道50号の道に出た。行きの道を少し戻り横断歩道を渡って右の小道に入り、水戸線の踏切を渡るとすぐ右にある「地蔵尊」に着いた。その後、道なりに少し歩いて左に曲がり、線路沿いにしばらく歩いて出てきた十字路を右手に曲がるとすぐ左手に「玉日君本廟」への入口があった。その奥は、親鸞聖人の内室の墓所であった。内室は生前、恵信公尼と呼ばれていた。参拝した後、すぐ近くにある「香取神社」にも参拝した。最後に定番の地酒で有名な「稲の里」の酒造会社「磯蔵酒造」に立ち寄った。酒の試飲をして、お土産などを買ってからまた水戸線の踏切を渡って、13時10分稲田駅に全員元気で到着した。ルートは約6.2kmでした。

玉日君本廟に着く
香取神社に着く