2025年（令和 7年）9月料理教室

　今年の夏は連日猛暑が続き、お盆明けの８月末から９月半ばまでは残暑も厳しかった。しかし、暑さ寒さも彼岸までと言うが、秋彼岸を過ぎた頃から気温が下がり始め、涼しい風も吹くようになってきた。
　さて、８月例会は猛暑による熱中症リスクを考慮して夏休みとしたので、本日は２ケ月ぶりの料理教室開催となった。本日の例会は11名の参加だが、厳しい猛暑の夏を乗り切って皆が元気な姿で再会できたことは大変嬉しいことであった。
　コーヒーを飲みながら最近の話題で話しが盛り上がった後、世話人から連絡事項が伝えられ、その後に高橋先生からレシピの説明があった。

　 　　

本日の料理メニュー

• ゆで豚のサラダ
• なすのしぎ焼き
• チョコプリン

1. 「ゆで豚のサラダ」は、暑い夏にさっぱりと食べることのできる料理である。「きゅうり」は皮むき器で薄く長く剥くように切る。「みょうが」は縦に薄切りにする。「しょうが」は千切りにする。これらを水に晒した後、ザルに上げ水気を切る。そこに、熱湯でサッと茹でた「しゃぶしゃぶ用豚肉」を加えて混ぜ、皿に盛る。これにかけるドレッシングだが、みじん切りしたにんにく、サラダ油、酢、しょうゆ、砂糖、塩、胡椒をレシピ通りの分量で混ぜ合わせ、これをサラダにかけたら出来上がりである。
   　サラダは大変さっぱりとした味わいに仕上がっている。特に、「みょうが」と「しょうが」の風味が豚肉の甘さと相まって、これに「きゅうり」のさっぱりとした口当たりが絶妙にマッチしてとても美味しく頂くことが出来た。
   
2. 「なすのしぎ焼き」は、「なす」を縦２つに切り、油で揚げて、練り味噌をかけて食べるナス料理の一種である。「しぎ焼き」とは、渡り鳥の一つである「鴫（しぎ）」の肉を使ったところから、その名があるが今は鶏肉が使われている。「なす」に塗る練り味噌の作り方だが、鍋に鶏ひき肉、酒、みりんを合わせ、火にかける。そこに味噌、砂糖をレシピ通りの分量で加え弱火で練る。これを揚げたナスに塗って皿に盛れば出来上がりである。
   　食してみると、この練り味噌が絶妙な味わいで、大変美味しかった。
   
3. 「チョコプリン」は、鍋に牛乳、卵黄を入れてよく混ぜ、弱火で温める。そこに刻んだ板チョコ、砂糖、ココアパウダーを加えて手早く混ぜる。最後に、予め水でしとらせた粉ゼラチンを加え、しっかり溶かして、とろみが付いたらグラスに注ぎ、冷蔵庫で冷やし固める。食べる前にホイップクリームとトッピング用として刻んであった板チョコを載せればデザートの完成である。
   　ココアパウダーと卵黄の効果により濃厚なチョコプリンが出来上がった。熱いコーヒーを飲みながら頂くチョコプリンは満足感のあるデザートとなっている。
   
　　 　　　　

世話人：並木慎一郎、志田統一