2025年（令和 7年）11月料理教室

　二十四節気のひとつ「小雪」を過ぎ、寒い日が増えてきた。茨城県ではまだ雪は降っていないが、北海道や東北地方は既に大雪のところがある。しかし、11月例会の本日は、朝から青空が広がり、いつになく暖かなポカポカ陽気である。
　本日もコーヒータイムに世話人から諸連絡あり。次回12月例会は、忘年会およびお世話になっている高橋先生の慰労を兼ねてイタリアン・レストランで食事をする計画で、この説明などが行われた。その後に高橋先生からレシピの説明があった。

　 　　

本日の料理メニュー

• 小豆とさつまいもご飯
• 手羽元大根
• 抹茶風味蒸しパン

1. 「小豆とさつまいもご飯」は、皮をむき1.5cm角に切った「さつまいも」と茹でた小豆を加えて炊飯器で米を炊くだけなのだが、なんと今日は「お赤飯の素」を使って簡便法で調理するとのこと。米３Ｃに対して水３.５Ｃの割合で、いつもより水が多めで炊き上げる。この「お赤飯の素」を使わない場合は、炊く際に酒と塩で味付けし、そこに茹で小豆と角切りしたさつまいもを加えて炊き上げる。
   　出来上がったご飯は、「さつまいも」と小豆の甘さがご飯の甘さと相まって、非常に美味しく頂けた。
   
2. 「手羽元大根」は、大きめの鍋に水、しょうが、醤油、みりん、酒、酢、砂糖を入れ、そこに半月切りした大根を加えて強めの中火で煮る。その後に、手羽元（あらかじめ骨に沿って切れ目を入れておく）を入れ、煮立ったら蓋をして、途中、一度上下を返して弱めの中火で10～12分ほど煮込む。その後、蓋を取り、全体に軽く照りが出るまで煮絡めたら出来上がりである。
   　今回、酢を入れたのは肉を早めに軟らかくするためであり、本来であれば20～30分ほど煮込む必要がある。
   　出来上がった「手羽元大根」は大根および手羽元にしっかり味が染込んで、かつ大根、肉ともに適度の軟らかさで大変美味しかった。
   
3. 「抹茶風味蒸しパン」は、薄力粉、ＢＰ（ベーキングパウダー）、抹茶をよく混ざ合わせて篩（ふるい）にかけ、そこに砂糖、牛乳を加えた生地を型に流し込む。今日は、百円ショップで購入した紙製のデコレーション焼き型を使った。それを蒸気の上がった蒸し器で15分ほど蒸すと出来上がりである。
   　粗熱が取れてから切り分けて、盛りつければ食後のデザートの出来上がり。
   　少し硬めの蒸しパンになったが、抹茶の風味が効いて美味しかった。
   　　　 　　　　

世話人：並木慎一郎、志田統一