“大甕神社 境内～周辺” で吟行会を実施 ‥‥ 取り纏め　井出　英雄　さん
　秋晴れの下、大みかクラブに隣接する大甕神社境内～周辺で吟行会を行い、9名が参加しました。
　拠点に集合し、徒歩で大甕神社に向かうと、まず旧陸前浜街道沿いの明和8年(西暦1771年、江戸中期)に建立された泉川道標が目に入ります。その道標で一句。（下の吟行作品を参照ください。）
　神社に入り社務所前で朝日禰宜から神社の歴史説明を受けて、儀式殿に上がり祈祷を受けた後、本殿参拝へ。本殿は境内の岩山の頂上にあり、鎖場を這い登り、更に岩場を登っての参道を参加者一同何とか登り切り参拝。樹叢に囲まれて外からは見えにくい険しい参道や岩山、本殿、境内に散在する社を巡るのは初体験という参加者もいて、印象に残る参拝となりました。
　その後句案を練りつつ、しばし境内を散策した後、クラブに戻って各自1句を完成させて投句。昼食後の句会では、参加者9名が詠んだ句を前に一人2句に投票し、皆で投票理由や句評、感想を述べ合って会を楽しみ、充実の例会を終えました。最高得票句に選ばれたのは次の2句でした。 （写真に句を入れたそれぞれの作品と会の様子は、下の吟行会結果をご覧ください。)
  • 本殿は巌いわおの上や薄もみじ　　　　 　　　 （長谷川　孝　さん）
  • 本殿へ登る鎖場空高し 　 　　　　　　　（後藤　伸穂）

吟行会結果

（吟行作品、吟行会風景）

  • 長谷川　孝

  • 後藤　伸穂

  • 高橋　秀信

  • 志田　統一

  • 河島　弘明

  • 井出　英雄

  • 細江　徹

  • 岡本　寛

  • 加藤　浩二（秋麗や本殿目指す道楽し）

  • 吟行会参加の皆さん

    • 禰宜さんより歴史説明(社務所前)

    • 儀式殿での祈祷

    • ”甕星香々背男社”前にて

    • 鎖場を登り・・・

    • 更に岩場を登って本殿へ

    • 境内の散策・句作（拝殿前）
11月例会一般作品
　　
　残念ながら吟行会への参加が叶わなかった会員の皆さんからは、晩夏～仲秋の花鳥風月をそれぞれの感性で
詠みあげた、この季節らしい色鮮やかな作品が寄せられました。

  • 岸　敦夫（故郷の通学路の香金木犀）

  • 廣木　平

  • 飯田　宏

  • 新野　加代

世話人代表　細江　徹　　作成　後藤　伸穂

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