デジカメ撮影会

デジカメクラブ12月撮影会は１０名が参加して東海村の紅葉巡りと題して、姉妹都市交流会館に隣接する友情の杜、村松大神宮、村松虚空蔵尊の奥の院のモミジの紅葉の撮影を行った。東海村はアメリカのアイダホフォールと姉妹都市協定をしており、その記念として姉妹都市交流会館を設置し国際交流を進めている。交流会館はイチョウやモミジ、楓を植林した「友情の杜」の一角に建てられていて、秋にはイチョウの黄葉やモミジの紅葉が美しい新名所になっている。イチョウの黄葉は11月中旬から下旬が見頃で、遅きにきした感じでしたがモミジ、楓の赤い紅葉は十分楽しむことができました。生憎の曇り空で小雨になりましたが、柔らかい光が一様に差し込むコントラストの少ない紅葉を味わうことができた。杜はまた野鳥にとっても楽園のようで、キレンジャクやシメなどが観察できた。

その後３台の車に分乗し大神宮、村松虚空蔵尊に移動した。茨城一宮である村松大神宮は樅の木や椎の木、松などが自生する鎮守の杜に囲まれ、また拝殿の周りには紅葉が植えられていて秋には真っ赤な紅葉が見事に色づく。特に旧社務所周りの紅葉は苔の緑と対比して見事であった。各々でお参りをし撮影を楽しんだ後、村松虚空蔵尊の奥の院に移動した。奥の院多宝塔と隣接する三重の塔の周りにもたくさんの紅葉は植えられていて、12月上旬がちょうど見頃であった。明治33年の大火で全ての伽藍は焼失したが、大正6年に本堂が再建され、三重の塔は平成10年に落慶した最も新しい建物である。多宝塔には弘法大師自ら彫った本尊虚空蔵菩薩が安置されているそうな。優美な伽藍とモミジの紅葉を各々が構図を工夫しながら撮影を楽しんだ。今回は東海村の公式観光ガイド員である小野瀬さんの解説付きで、村の歴史を学びながらの楽しい撮影会となりました。撮影会終了後に、東海村で人気のお食事処「魚康」で昼食をいただき解散となりました。

友情の杜、大神宮、虚空蔵尊奥の院で各自が撮影した紅葉の写真の一部を下記に順不同で掲載します。