第１部　学習会；『 スキルアップ講座　写真俳句 』(※)　担当　長谷川 孝　さん
　(※）「熱海写真俳句撮詠物語」ホームページより 抜粋

写真俳句は「写真」と「俳句」の組み合わせ

撮った写真を人に見せる時にその時の状況や心境を伝えたりしませんか？ また、もっとその時の音や匂い、季節感を伝えたいと思ったことはことはありませんか？ 写真俳句はそういった気持を表した新しい表現の一つです。あなたなりの解釈でこの新しい表現世界を楽しんでください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真俳句の基本
　１，自作の写真を使う　　２，自作の俳句をつける　　３，写真と俳句を一体化させて表現する　
まずは写真も俳句も自作のものを使いましょう。写真と俳句がかけ離れずに、内容が一体化するような組み合わせを考えてみましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　写真俳句の写真にとって大切なこと
　１，高級なカメラは必要ない　　２，日常を写し撮る　　３，たくさんシャッターを押す　
写真俳句は日常の中から生まれる文芸です。たくさん写真を撮りましょう。後からじっくり俳句を考えながら選んでみましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　写真俳句の俳句にとって大切なこと
　１，俳句のルールに縛られない　　２，感動を素直に表す　　３，五七五の韻律を大切にする　
　４，写真の説明にならないようにする　
一般的に有季定型の俳句が写真俳句にはおさまりがいいのですが、俳句のルールに縛られないようにしましょう。その時々の感動を素直に表して写真に添えれば写真俳句は完成します。 一番大切なことは俳句が写真の説明にならないこと。写真に写っていることを言葉で説明する必要はありません。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　写真俳句のコツ
写真俳句を作るコツを覚えておきましょう。
一つ目は『写真と俳句がそれぞれ独立したものである』こと。それぞれ単独でも説得力のあるものが理想とされます。
二つ目は『写真、俳句がつかず離れずの関係にある』こと。写真俳句の魅力はこの写真と俳句の「不即不離」の関係です。
最後は『写真と俳句の相乗効果を出す』ことです。写真の１と俳句の１が足されて２を作るのではなく、１＋１＝２ 以上の世界を作ることを心がけましょう。
　　 ＜参考＞ 上記の※印 ﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞへのｱｸｾｽ ⇒ (1) https://atamistory575.com
(2) 写真俳句を始めよう！ | ■■　熱海写真俳句撮詠物語　■■
以　上　
第２部　作品紹介・合評、他
　寒さが本格化してきた12月の例会には、晩秋～初冬の様々な情景や日常の一コマを撮り詠んだ13名からの30作品が集まり、ゲストにお迎えしたひたちなか俳句連盟の大野ひろし会長からの句評や添削指導、参加者の感想や意見が活発に交わされての和やかな例会となりました。 各参加者からの代表作品は以下の通りです。

世話人代表　細江　徹　　作成　後藤　伸穂

例会代表作品

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